トラックグリップシリーズ

トラックグリップシリーズ

信号付きの車両拘束で、倉庫作業とトラックの相互安全対策を

DOK-LOK(ドックロック) 車両拘束システム
ドック周りの安全性を高める車両拘束システム「トラックグリップシリーズ」です。
積み込み作業中、リアバンパーを固定する『ドックロック』、日本のトラックに適した『ホイールロック』などがあり、信号システムを通じてトラックバース(駐車エリア)とドックエリア(建屋の中)が相互の視点で安全を確認できます。
ドックシェルターやドックレベラーと合わせてのご利用も可能です。


トラックの拘束のしかたは、以下から選択が可能です。
・トラックやトレーラーのリアバンパーを拘束する「ドックロック」:昇降タイプ、グリップタイプ
・車輪を拘束する「ホイールロック」:手動タイプ、電動タイプ
ジャロック
製造は米国のRITE-HITE(ライトハイト)社。ジャロックは米国RITE-HITE日本総販売代理店です。
「DOK-LOK」は米国RITE-HITE社の登録商標です。

POINT

倉庫の荷積み・荷降ろしにおける、安全対策の重要性

近年の働き方改革関連法に伴う労働基準法の改正などにより、物流業界の2024年問題(※)が課題となっています。 これらの影響により、物流倉庫側では荷積み・荷下ろしなどの業務短縮として、パレット化による「フォークリフト+プラットフォーム運用」の普及が進んでいます。

その一方で、トラック側と倉庫側の連携不足による事故が想定されます。 ※画像は「フォークリフト+プラットフォーム運用」の普及段階で実際にアメリカで起こった事故例です。

 【関連コラム】
物流先進国アメリカに学ぶトラックドライバーの労働規制対策とは?~物流2024年問題“後”の世界~

事故例
トラックの誤発進による事故
事故例
フォークリフトの重さによる傾きによる事故
事故例
ランディングギアの故障による傾きでの事故
事故例
トレーラーのクリープ現象による事故

【(※)2024年問題とは】
2024年4月より、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」(平成30年法律第71号)に基づき、自動車の運転業務の時間外労働について年960時間の上限規制が適用されるなどにより、輸送力が不足し今のようには荷物を運べなくなる可能性(何も対策を講じなければ、2024年度には14%、2030年度には34%の輸送力不足の可能性)がある。
(消費者庁HPより抜粋:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/other/free_shipping/index.html

 

 

POINT

トラックバース(駐車エリア)とドックエリア(建屋の中)が相互の視点で安全性を確認

トラックの荷台にフォークリフトでパレット積みの商品を積み込む際のオペレーションとして、少なくともトラックドライバーと倉庫作業員の2名以上の作業になります。
RITE-HITEのトラックグリップシリーズには、POINT1でお伝えしたような事故を防ぐ為に、「車両の拘束がされた後に安全に作業ができる状態か」を相互で確認できる機能(ライトコミュニケーション)が標準搭載されています。

また、他社で施工されたドックヤードや、RITE-HITE社以外の商品で導入されたドックレベラーが設置されている現場にもこの安全機能を付加する事が可能です。

 

MOVIE
 
 
Approach-Vu(駐車スペースの歩行者警告センサー)

Approach-Vu(駐車スペースの歩行者警告センサー)
後続車両が進入すると光と音で危険を知らせる歩行者用の警報機能です。
取付けは、ドックの外側の壁に直接、または車両拘束に設置することが可能です。

Lock-Vu(ロック確認モニター)

Lock-Vu(ロック確認モニター)
建物内の操作パネルモニターから、実際にロックがされているかを目視確認できる機能です。
庫内側のドック担当者と建物外のトラック運転手との相互確認におけるコミュニケーションを強化します。

Corner-Vu(荷台出入り口信号)

Corner-Vu(荷台出入り口信号)
トラックやトレーラーの荷台へ貨物搬入をして大丈夫な状態か、ライトの色で安全をお知らせします。

Pedestrian-Vu™(荷台内作業中ライト)

Pedestrian-Vu™(荷台内作業中ライト)
トラックやトレーラーの荷台内にフォークリフトや作業者がいる場合、動きをモーションセンサーで読み取り、ブルーライトでドック側作業者へ知らせます。
※青色のライトはフロアで一番目立つ色として採用されています。

POINT

システムと連動する「トラックグリップシリーズ」は現場に合わせて選択が可能

トラックグリップシリーズの安全性を高める肝となるのが、トラックやトレーラーの車両拘束具です。
システムと連動できる拘束器具は、現場の運営に合わせて以下から選択が可能です。

※トラックグリップシリーズは全てドックシェルターやドックレベラーと連携可能です。合わせて導入することによってよりドック周りの安全性を高めます。

※全ての品番は他社のレベラーやシェルターなどに後付け連携が可能です。 
 

 

①トラックやトレーラーのリアバンパーを拘束する「ドックロック」
 ・昇降タイプ:多種多様なリアバンパーを爪でおさえます。手動と油圧の選択が可能。
 ・グリップタイプ:トラックやトレーラーのリアバンパーをおさえ、頭のシャドウフックがトラックをより安全に拘束します。

②車輪を拘束する「ホイールロック」
 ・手動タイプ:車輪の真横から差し込むことでセンサーが作動します。
 ・電動タイプ:タイヤサイズやトラック形状によらず固定が可能なタイプです。

 

タイプ

ドックロック
(昇降タイプ)

ドックロック
(グリップタイプ)
ホイールロック
(手動タイプ)
ホイールロック
(電動タイプ)
画像             VBR-300 SHR-5000 GWC-1000 GWL-2300
品番

VBR-300

SHR-5000

GWC-1000 GWL-2300
動作

 

動画で動きを見る

 

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車両条件 リアバンパーがあるもの リアバンパーがあるもの 小型・タイヤが小さいもの  コンテナ車など
メリット

多種多様なリアバンパーの形状に対応

ナンバープレートを傷つけない

(安全性の向上を目的とする場合におすすめ)

トラック・トレーラーでの入出庫する際の事故の原因となる「水平・垂直方向の動き」への対策に優位

小型~大型トラックまで使用可能

(ドライバーとの目視確認を目的とするなら充分な機能を有する)

 リアバンパーが無い、トラック・トレーラーに対応可能
デメリット バンパーがアルミなど弱い材質の場合、変形等のリスクあり

バンパーがアルミなど弱い材質の場合、変形等のリスクあり

中間にナンバープレート等設置されている場合は要注意

車両側に設置する作業者が必要  トラックにサイドバンパーがある場合は要注意
安全性 〇(BETTER) ◎(BEST)   △(GOOD) ◎(BEST) 

 

※下の画像をクリックすると拡大して見ることができます。

POINT

ドック周りのトータル提案が可能(レベラー、シェルター 他)

RITE-HITEの商品を通じて、ドックレベラーやドックシェルター、ドックガーディアンなど、トータルでのご提案も致しております。
まずは是非、お問い合わせください。

ドックレベラー

工場、倉庫、物流関連施設などのプラットホームとトラックやコンテナの荷台との段差を解消する装置で、プラットホームのない物流倉庫におけるコンテナ等の荷積み、荷降ろし作業に最適です。
ANSI認証取得の壊れにくい構造で、長く安心・安全にご使用いただけます。

 

 

 

ドックシェルター/ドックシール

ドックシェルターは、倉庫や工場の搬入口と、トラックやコンテナとを隙間無く密着させます。

 

屋外と屋内の空気の流出入を防ぎ、室温を一定に保つのに役立ち、雨風・埃・害虫の侵入もカットできるので、食品運搬などに最適です。

 

>>商品詳細はこちら

ドックシェルター

 

 

 

ドックガーディアン

フォークリフト、ハンドリフト、歩行者の搬入口からの落下を防止します。

 

オープンドックへの設置や、庫内のフォーク進入を避けたい場所への設置も可能です。
最大30,000ポンド(13,636 kg)まで停止できるよう設計されています。
 

 

ドックガーディアン

製品情報

用途

・ドック周りの安全設置
・トラックが突然動き出した際のフォークリフト転落・墜落事故防止に
・荷積みの際、トラックバース(駐車エリア)とドックエリア(建屋の中)相互の安全確認に

特徴 ・50 年以上アメリカの車両拘束業界を牽引し続けるライトハイト社の製品
・作業時間の短縮や人員削減が可能
・ライトコミュニケーションシステム(信号機ライト)で安全確認が可能
・既存のエリアに後から取付け可能(他社製品でも可)
・他のドック製品と連携したインターロックシステムを搭載

よくある質問

トラックグリップシリーズとは何ですか?

搬出入戸口(ドック)に接車中のトラックのバンパーをロックし、誤発車やクリープ現象による事故などを防止する安全装置です。
信号で現在の接車状況を共有できるため、運転者と荷捌きされる方とのコミュニケーション不足による事故などを防止します。

日本ではあまり見たことがないですが、どのような場所で採用されていますか?

従来はピットにおける安全対策を重視するアメリカを筆頭に、海外で導入が進んでいた製品です。
近年は海外企業問わず、日本国内でも安全対策を重視する企業様が増えており、お問い合わせが増えております。

どんなトラックにも使えますか?

ご採用の際は、接車するトラックのサイズを特定する必要がございます。
ご検討時にはバンパーの高さ等、確認事項をお伺いいたします。

駆動方式を知りたいです。

電気式になります。100V10A/200V5A から選択が可能です。

信号は何のためについているのですか?

運転者に現在のロック状態を共有するためです。庫内側の作業者向け信号は操作盤に表示されます。

ショールームでも見学可能

ジャロックショールームにて見学をご希望される方は、その旨をお電話かお問合せフォームに
てお伝えください。見学の日時に関しては、ご希望の日程をお知らせくださいませ。
お気軽にご連絡ください 0120-70-3810
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