社長挨拶

物流業界は今、歴史的な転換期にいます。
かつて製品や原材料を「貯めておく」機能さえあれば良かった倉庫（「モノづくり物流」）は、E C の急拡大を背景に「膨大な点数の
商品を少量ずつ保管する」「注文に応じて正確にピッキングして可能な限り速く発送する」「大勢のスタッフが忙しく動き回る」
物流センター（「モノ配り物流」）へ大きくパラダイムシフトしています。
今日インターネットで注文した商品が明日届く― ―そんな「現代の当たり前」を実現するため、全国の物流センターは日々努力をしています。
しかし、日本における物流現場は工場と較べてまだまだ効率的な運用ができているとは言えません。多くの事業者は「取り扱い
点数の増加に保管スペースが追い付かない」「注文件数が増えて処理速度限界を超えてしまった」「施設内の労働環境が劣悪
でスタッフが集まらない」といった多種多様な課題に直面しています。
さらに自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限されることによって発生する所謂「物流２０２４年問題」により庫内物流側の安全性・効率性・環境面の現場改善は「待ったなしの状態」に直面しています。
ジャロックグループは、これらの変革を求められる「物流現場のお困りごと」を解決するお手伝いをいたします。私達には、創業から６０年以上に渡り、多種多様な物流現場と向き合ってきた経験とノウハウがあります。お客様のニーズから生まれた革新的な自社開発製品があります。物流先進国で広く導入されてきている最先端の物流製品があります。これらをつなぎ、組み合わせ、「お
客様に物流で感動を届けたい」。それが私達の願いです。