ビジョン

~倉庫は今「保管」から「整流」の拠点へ。ジャロックはその進化をリードします~

歴史の中で育まれた使命

ジャロックの歴史は、まさに倉庫の歴史そのものです。
戦後の日本は、原材料に乏しい国でありながら、自動車・家電・造船・機械など、世界をリードする製造大国へと成長しました。

その成長を支えたのが「倉庫=オクラ」の存在です。原材料を蓄え、完成品を保管する空間としての倉庫が必要とされ、そこに欠かせなかったのが効率的な収納を可能にするラックでした。創業以来60数年、ジャロックは日本のものづくりと共に歩み、空間を最大限に活かすラックを提供し続けてきました。

大きな転換点

1990年以降、日本の製造業は東南アジア・中国へとシフトしていきました。
それにより倉庫に求められる役割も「ものづくりの倉庫」から「ものを配る倉庫」へ大きく変わりました。

さらにeコマースの台頭により、消費者が店舗へ買いに行く時代から、自宅へ届けてもらう時代へ。
倉庫は“貯蔵する保管庫(お蔵)”から“商品を陳列し、ピッキングし、届ける拠点(お店)”へと変貌し、今ではまるで大型ショッピングセンターのように人が集い、作業し、商品を流通させる場となっています。

5つの重点テーマ


新しい物流の時代に、ジャロックは庫内物流現場の改善を5つのテーマで支えます。

 1. 環境改善
窓のない巨大な倉庫を、涼しく・暖かく・明るく、快適に働ける場所へ。

2. 空間有効活用
創業以来培ったノウハウで、巨大空間に多様な商品を効率的に配置・保管・ピッキング。誰でも扱いやすいシステムを提案。

3. 労務改善
人口減少・高齢化の時代に、年齢や性別を問わず楽に働ける現場を実現。負荷を減らし、人を活かす仕組みを提供。

4. 安全のコントロール
物流2024年問題を背景に、トラックと倉庫の業務分担を明確化。事故を防ぎ、安全を守る仕組みを設計。

5. AI・ロボティクス・DX
ロボティクス化・AI化・DX推進で、人に依存しない持続可能なオペレーションを構築。

私たちの姿勢

ジャロックは、お客様の物流課題に一つひとつ向き合い、解決の処方箋を提示する“物流のドクター”でありたいと考えています。
そしてスローガン 「Logistics for the Future – 届ける。にチカラを。」 を胸に、次世代の倉庫と物流を支える存在であり続けます。

価値観(バリュー)

  • 現場起点:現場で役に立たない改善はしない
  • 安全最優先:すべての判断は安全基準から
  • データで語る:勘ではなく実測・実証
  • 伴走責任:導入後の成果までコミット
  • サステナブル:環境負荷と生産性を同時に改善
     

ソリューションの考え方

  • 診断 → 設計 → 実装 → 定着化 → 継続改善(PDCA)
  • Salesforceでの可視化・共有/KPIは「安全・生産性・品質・環境」の4象限で管理
     

→ジャロックの「提案する力」について詳しく見る

サステナビリティ

  • リユース・再整備製品の積極展開(例:ハイピックランナー中古再生)
  • 省エネ機器の標準提案化、現場のCO₂削減を“見える化”


→エコへの取り組みについて詳しく見る 

お客様への約束

  • “数字での成果”を保証する提案
  • 現場の声と経営の意図をつなぐ設計
  • 導入後の運用・安全教育まで伴走
     

→ジャロックのトータルサービスについて詳しく見る 

パートナーとの共創

  • 物流デベロッパー/3PL/メーカー各社とオープン連携
  • JTTC TOKYOを核に実機検証・共同実験を推進
     

人材と組織

  • 一人ひとりが“一流の庫内コンサルタント”
  • 米倉式セールスマネジメント×OJTテンプレで育成
  • 倫理・コンプライアンスを全行動の前提に
     

→ジャロックの採用について詳しく見る


このホームページで、私たちの精神が感じ取れ、生産、物流の現場の悩みの相談を頂ければ幸いです。
どうぞお気軽にお問い合わせください。