
倉庫中二階とは?倉庫増設時の注意点やおすすめのソリューション
倉庫の拡大を計画する際、上部空間のデッドスペースを有効活用できる中二階を設置するという選択肢があります。
中二階とは、建物の内部に中間階層を設けて空間を上下に分ける構造であり、建物を新設せずに新たな収納スペースを確保できる「倉庫 増設」の方法として活用されています。
中二階で倉庫を増設する際、規模によっては建築確認申請が必要になりますが、より柔軟かつ手軽に設置できるユニットメザニンラックという手段もあります。
この記事では、倉庫中二階の特徴や中二階設置時の注意点、おすすめのソリューションを詳しく紹介します。
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上部空間を活かせる倉庫中二階とは

中二階(ちゅうにかい)とは、メザニンとも呼ばれ、建造物の主要な階層の中間に床を作って確保する保管スペースのことです。仮設の棚や移動ラック、架台などを設置して、倉庫の上部空間に保管スペースを創出します。
多くが1階と2階の間に作られ、通常は階数として数えません。
このような構造は、既存の建物を活用しながら保管スペースを増やせるため、倉庫増設の手段として多くの現場で採用されていますが、建築基準法に準拠した確認申請が必要です。
倉庫中二階増設に伴う注意点
これから中二階による増設を検討されている物流企業様に 、必ず確認すべき注意点を解説します。
①建築基準法に準拠する
一定以上の規模で倉庫を増設する場合、『建築基準法』に準拠して、建ぺい率・容積率・高さ制限・既存不適格建築物などの要件を満たす必要があります。
例えば、中二階の導入により、1階立ての倉庫が2階立て扱いになる場合や、敷地内に荷物保管用の物置を設置する場合などです。
また、下層部の照明設置などは安全性を高める目的として許容されています。
②建築確認申請の有無
建築基準法に準拠した倉庫の増設時は、自治体や民間の検査機関に対して、建築確認申請書を提出しなければなりません。
倉庫の増設時に建築確認申請書が必要になる基準は、『建築基準法6条』で以下のように定められています。
- 延べ床面積が200㎡以上
- 木造建築物で3階建て以上か、延べ床面積500㎡以上で高さが13m以上、または軒の高さ9m以上
- 木造建築物以外の場合、2階建て以上または延べ床面積200㎡以上
- 上記以外の場合、都市計画区域、準都市計画区域、準景観地区、知事指定区域に該当する建築物
上記の要件を満たすかどうかを素人が判断するのは難しいです。そのため、一般的には専門知識を持つ建築士が所属する建設会社に対して、代理申請を依頼することでトラブルを回避できます。
設置に関する注意について詳しく知りたい方はこちら
増設できるか判断に迷ったら
とはいえ、中二階が増設できるかは現場によって左右される面がかなり大きいです。
中二階の増設のためには、上記の確認申請だけではなく、消防設備、耐荷重、レイアウトなど様々な設置条件があります。ジャロックでも中二階増設のご相談を数多くお受けしておりますが、確認の結果、難しいと答えざるを得ないケースがあります。
しかし、これは断られたら諦めなければいけないという話ではありません。
次の章で詳しく解説します。
倉庫の中二階・増設におすすめするユニットメザニンラックとは
上記のような「中二階の設置が難しい」物流倉庫で、中二階の代わりに採用されることが多いのがユニットメザニンラックです。
ここからは、ユニットメザニンラックの特徴や中二階との違いを解説します。
ユニットメザニンラックの特徴
ジャロックが提供するユニットメザニンラックは、天井の高い倉庫や工場を2層化する床を複数の棚を組み合わせて作り、上部空間を有効活用する組立式ラックです。
ユニットメザニンラックは中二階と一見似ていますが、組立式ラックのため、中二階のような建築物には該当しません。
そのため中二階(立体架台)よりも柔軟かつ手軽に設置できる点が最大の特徴です。
(左:中二階 右:ユニットメザニンラック)
中二階よりユニットメザニンラックをおすすめする理由
倉庫増設の方法として中二階とユニットメザニンラックを比較すると、以下のような違いがあります。
| 中二階(立体架台) | ユニットメザニンラック | |
|---|---|---|
| 法的扱い | 建築物 | 建築物に該当しない |
| 建築確認申請 | 必須 | 不要なケースあり |
| 設置の自由度 | 制約あり(法規制) | 高い(組み合わせ自由) |
| レイアウト | 条件次第で制約あり | 柔軟に対応可能 |
ユニットメザニンラックは基本となる5種類のユニットラックを組み合わせて施工するため、柔軟に倉庫の空きスペースを有効活用できます。
中二階(立体架台)と同じ方法で倉庫の収納スペースの拡大・増設を可能にしつつ、手続きは軽減される可能性がある点で、優位性があります。
一方でユニットメザニンラックにも設置条件はありますが、中二階を導入するのにハードルがある現場でも、ユニットメザニンラックであれば設置できた事例が多数存在します。

■中二階(立体架台)
中二階は、柱・梁・床材・階段で構成されています。二階建ての倉庫に設置した場合、建築物に該当するため建物自体が三階建て扱いになるほか、建築基準法上では階・床とみなされ、建築物にあたります。
そのため、設置には建築基準法に準拠した増床申請が必要です。
■ユニットメザニンラック
複数の多彩なユニットから構成されており、建築基準法による建築物には該当しないため、確認申請の対象にならない場合があります。
また、他のラックや機構と組み合わせてレイアウト・カスタマイズもできるため、収納力アップが難しい環境の倉庫でも導入が可能です。保管量の増減が激しい倉庫などにおすすめです。
ユニットメザニンラックの導入ポイント

ユニットメザニンラックは、以下のような課題を抱えている物流企業に適したソリューションです。
- 商品が増えすぎて保管スペースの確保が難しい
- 上部空間のデッドスペースを有効活用したい
- 外部倉庫の商品を一つの倉庫に集約したい
- 中二階の増設を検討したものの、建ぺい率と容積率が足りなかった
ラックパネル構造のユニットメザニンラックなら、小規模な倉庫から大規模な倉庫までニーズに合わせた設置が可能です。
さらに、照明設備や消防設備、リフト(垂直搬送機)などのオプションを利用することで、より快適に保管・管理できるようになります。
上部空間を活用した倉庫増設の導入事例を紹介
ここからは、実際に倉庫の増設を行なった企業様を例に、中二階に代わる手段としてユニットメザニンラックで実際にどのように保管スペースを拡張したのかを解説します。
導入事例1:製造・販売業様

製造・販売業A社様は、新築倉庫の上部空間を有効活用できる方法をお探しになっていました。
既に設置してある棚のレイアウトをそのままに、新たに保管用のスペースを設けるためにジャロックのユニットメザニンラックを導入しました。

上記のように、動線確保のための柱の強度を残したまま、ユニットメザニンラックを設置し、間口の広いレイアウトを実現しています。
柔軟に組み立てられるユニットメザニンラックだからこそ、元々あった棚の移動を最小限を抑えながら、広いスペースを確保することができています。
導入事例2:メーカー様(カスタマイズ事例)

メーカーB社様の倉庫では、高い天井がありながらも上部空間を有効活用できていないお悩みを抱えていました。
そこで、保管物を無駄なく収納できるスペースの確保をするため、ジャロックのユニットメザニンラックを導入しました。
ジャロックは倉庫のレイアウト全体をプランニングし、背面板・金網・カラーなどの細かいニーズを捉えたユニットメザニンラックを設置し、メーカー様のお悩み解消に貢献しています。
上記の他にもさまざまな業種の企業様にユニットメザニンラックを導入しておりますので、興味のある方は下の事例集をぜひご覧ください。
まとめ
中二階とは、倉庫内を2層にする床を設置することで、上部空間に新たな収納スペースを作る方法です。
既存建物の内部に中間階層を設け、倉庫を増設せず保管量を増やすことができますが、建築物に該当することから、建築基準法に準拠して建築確認申請を行う必要があります。
株式会社ジャロックが提供するユニットメザニンラックは、倉庫・工場・店舗の上部空間に最適な面積でラックを組み立てるソリューションであり、手間のかかる建築確認申請が不要となるケースがあります。
もちろん安全面に徹底配慮した構造になっており、施行前には3D図面やVR動画を用いた設置シミュレーションも実施可能です。
あらゆる物流倉庫のニーズに応えられるユニットメザニンラックに興味のある方は、ジャロックまでお気軽にご相談ください。
無料診断のご案内
お客様の倉庫で中二階/ユニットメザニンラックが設置できるか確認いたします。
☑建物条件
☑荷重条件
☑レイアウト
を教えていただければ最適な方法をご提案しますので、ぜひ以下よりご利用ください。
株式会社ジャロック 問い合わせリンク:https://www.jaroc.com/contact |










