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簡易リフトと荷物用エレベーターの違い|どちらを選ぶべき?

「簡易リフトと荷物用エレベーターは何が違うの?」
「うちの現場にはどちらが適している?」

――工場や倉庫で昇降機の導入を検討する際、このような疑問を持つ方は多いです。
どちらも荷物を上下階へ搬送する設備ですが、用途や構造、運用条件には大きな違いがあります。特に近年は法改正の影響もあり、「どの設備を選ぶべきか」が以前より重要になっています。
 
本記事では、簡易リフトと荷物用エレベーターの違いをわかりやすく整理し、選定時のポイントを解説します。

 

目次[非表示]

  1. 1.簡易リフトと荷物用エレベーターの違い
    1. 1.1.サイズだけで決まるわけではない
  2. 2.簡易リフトでよくある誤解
    1. 2.1.人が乗らないものは簡易リフトではない?
    2. 2.2.簡易リフトはどこでも設置できる?
    3. 2.3.テーブルリフトとは違う?
    4. 2.4.安いので一旦簡易リフトを入れれば良い?
  3. 3.まとめ│どちらを選ぶべき?
    1. 3.1.垂直搬送ソリューションの最新トレンド

簡易リフトと荷物用エレベーターの違い

簡易リフトと荷物用エレベーターは、どちらも荷物を上下階へ搬送する設備であり、設置規格が定められています。
しかし「荷物を運ぶ設備」という点は同じでも、実際には用途や考え方が大きく異なります。

最も大きな違いは、人が乗る可能性があるかどうかです。

 

簡易リフトは工場や倉庫などで荷物のみを搬送することを目的とした昇降機であり、他の昇降機に比べて法規制が比較的少ない半面、人が乗ることは原則できません。
一方、荷物用エレベーターは荷物搬送を主目的としながらも、人が乗って操作や積み下ろしを行うことを前提としており、簡易リフトに比べ多くの設置基準や安全基準、法規をクリアする必要があります。

 
項目 簡易リフト

 荷物用エレベーター

 適用法律  労働安全衛生法

建築基準法と
労働安全衛生法

使用目的  工場や倉庫などで
荷物のみを搬送
 人が乗って積み下ろしを行う
 人の搭乗  不可(厳禁)  可(荷扱者のみ)
 導入コスト  低~中  高
 設置工事  比較的簡易
(電源工事、ピット設置程度)
 大掛かり
(昇降路構築等)
 設置後の届出 特定行政庁:原則不要
労働基準監督署:必要
 両方必須
 法定点検  任意
(自主点検は推奨)
 必要

 

また、"荷物用エレベーター"はそれそのものの分類があるわけではなく、実際は荷物用エレベーターの中で法規に沿って細かく分類されます。
その中には"小荷物専用昇降機"など、人が乗らなくても簡易リフトより厳重な安全規制と法定点検が必要なものもあります。
昇降機の詳しい分類・詳細については以下のコラムをご覧ください。

サイズだけで決まるわけではない

「小型の昇降機が必要ならすべて簡易リフトで良い」と思われがちですが、昇降機の設置にはサイズ以外にも見るべきポイントがあります。

たとえば、

  

・リフト内に荷物と一緒に人が立ち入る可能性がある
・将来的に人が乗る可能性がある
・不特定多数の人員が利用する

 

といった状況の場合は、簡易リフトでは十分に安全を担保できない可能性が高いため、最初から荷物用エレベーターとして計画した方がよい場合が多いです。

逆に、
 
・積載物が最大でもカゴ台車1台やパレット1枚規模
・カゴの上に人が乗らないで運用できる
メザニンラックの上層部へ荷物を運ぶのに使用したい

 
と言った場合は、簡易リフトが適している可能性があります。 
昇降機を設置する際は、運用ベースでどんなものを設置するのがベストなのか、よく見極める必要があります。

 

 

簡易リフトでよくある誤解

そのほか、簡易リフトにおける「よくある誤解」を以下にまとめました。

 

人が乗らないものは簡易リフトではない?

実際はサイズや設置環境など複数の条件があります。前章でも少し触れましたが、人が乗らないものはすべて簡易リフトとみなされるわけではありません。

 
  

簡易リフトはどこでも設置できる?

簡易リフトはどこでも設置できるというわけではなく、用途や設置先に制限があります。そのため、見た目は"簡易リフト"でも、定められた運用条件に従っていない場合は簡易リフトではなくエレベーターや小荷物専用昇降機として扱われてしまい、安全面で注意を受けたり法定点検を指示されることがあります。

 
 

テーブルリフトとは違う?

テーブルリフトは一般的な昇降機の名称であり、「簡易リフト」のように法規的に統一された定義があるわけではありません。作業員同士でテーブルリフトと言っていても、イメージする物が違うこともあります。

テーブルリフトと簡易リフトの違いは詳細は下記のコラムをご覧ください。

安いので一旦簡易リフトを入れれば良い?

昇降機は長期間使用する設備だからこそ、「とりあえず安い方」ではなく、現場に合った選定が重要です。

特に懸念すべき点が、簡易リフト導入後に荷物が大きくなったり、もっと大量の荷物を運ばなければいけなくなったりした場合です。
その前提が崩れる=エレベーターなど別の昇降機に改修しようとすると、かなり大幅な工事が必要となるケースが多いです。
 
特にピットが確保できないなど設置スペースが狭い場合、昇降機の使用継続じたいが困難となる可能性がありますので、事前によくご検討下さい。
お困りの場合は専門のスタッフがご案内しますので、お気軽にご相談ください。

 

★倉庫レイアウト、熱中症対策、物流業務効率化など、60年の実績でトータル対応します

株式会社ジャロック

      問い合わせリンク:https://www.jaroc.com/contact    
      電話番号    :0120-70-3810(受付:平日 9時〜18時)

 

 

まとめ│どちらを選ぶべき?

倉庫や工場で、小型の荷物を専用で搬送する場合や、人が乗らない運用が明確な場合は、簡易リフトが適しているケースが多いです。

 

一方で、「人が乗って荷物を搬送する」「将来的に運用変更の可能性がある」「より大型の荷物を扱う」といった場合は、荷物用エレベーターを含めて検討した方がよいでしょう。

また、現場によってはテーブルリフトや垂直搬送機など、別の設備が適しているケースもあります。

 

「どの設備が最適かわからない」「自社の運用で問題ないか確認したい」という場合は、搬送設備に詳しい専門業者へ相談するのがおすすめです。ジャロックでも都度相談に乗っておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

 

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      電話番号    :0120-70-3810(受付:平日 9時〜18時)

 

 

 

垂直搬送ソリューションの最新トレンド

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