【プロジェクト事例】「こうしたい」を叶えるジャロックの改善提案
1963年の創業以来、開発設計から提案、施工手配、アフターサービスまで一貫したサービスを提供し続けているジャロック。
発注に応じてただ図面を書いたり製品を納品したりするのではなく、「物流のお悩み事を聞き、課題を探し出し、解決できる存在」として60年以上、お客様と共にあり続けてきました。
それを裏支えしているもののひとつに、既存製品だけでなく1社1社に合わせた開発設計も手掛けていることが挙げられます。
本コラムでは、ジャロックの事業のうち「開発設計」の切り口から、ジャロックが選ばれ続けている理由をご紹介します。
目次[非表示]
- 1.開発設計事例紹介
- 1.1.事例①:植物園様のケース
- 1.2.事例②:製造業様のケース
- 2.オーダーメイドで設備を作るメリット
- 3.開発設計でジャロックが選ばれる理由
- 3.1.理想を視覚的に表現する「設計力」
- 3.2.お客様の希望を実現する「開発力」
- 3.3.作るだけで終わらせない「提案力」
- 4.まとめ
開発設計事例紹介
ジャロックの開発設計事例は多岐にわたり、これまでNICOやラックから特殊仕様の台車まで、様々な工場設備・倉庫設備を製作してきました。
利用されたお客様からは「他社は対応してくれなかった」「ジャロックでなければ叶えられなかった」という声を良くいただきます。その一部をご紹介します。
事例①:植物園様のケース
【お客様のお悩み】
希望する規格のラックがなく、自社では作ることができない。
【ジャロックからの提案】
お客様のイメージスケッチからパイプ製のラックを設計。
おためしの1台を先行で使用頂き、問題ないことを確認後に必要台数を納品。
【導入後のお客様の声】
パイプのカットもしていただき、とても助かりました。また、ラックで困ればジャロックに頼もうと思います。
事例②:製造業様のケース
【お客様のお悩み】
スペースの有効活用ができていないエリアがあるので、保管効率が上がる提案をしてほしい。
【ジャロックからの提案】
お客様からのイメージをもとに、商材を平置き保管していたエリアの上部空間を活用し、スライドラックを設計・提案。
【導入後の声】
概要とイメージの伝達のみで具体的に設計してもらえて助かった。
営業担当の対応には非常に満足。
上記はいずれもお客様のイメージからジャロックが図面を起こし設計、提案ののちにご導入いただいたケースです。
ジャロックは海外の最新物流機器を取り扱う一方で、ラックや台車を中心にこういった開発設計も数多く手掛けています。
オーダーメイドで設備を作るメリット
そもそも、開発設計(オーダーメイド)で設備を作るのはなぜなのでしょうか?
設備を導入する際、最初からオーダーメイドを考えている現場は決して多くありません。
懸念するべき点としてコストと納期の面があり、製品を開発設計する場合、1製品あたりのコストはどうしても規格品より高くなってしまいます。
また導入前に試作も挟む場合、納品にも通常より多くの日数がかかります。
それでもオーダーメイドで設備を作るのには、以下のようなメリットがあります。
業務効率の最適化
独自設計されたラックや台車は、企業の特定の作業環境や業務フローに合わせてカスタマイズされています。
そのため、規格品では解決できない「作業の無駄」を削減でき、業務効率が大幅に向上します。
例えば、狭い作業スペースに収まるサイズの台車や、特定の製品を安全に運べるラックを設計すれば、物理的な動線の無駄が省け、作業スピードがアップします。
耐久性と長寿命
現場で使われる条件(重い荷物、特定の動き方、高温・低温・衛生環境など)に対応した素材や構造を採用することで、長く安定的に使用することが可能になります。
強度や耐久性も高められれば故障も少なくなり、再導入やメンテナンスコストの削減にもつながるため、長期的に見るとコストパフォーマンスが高くなります。
安全性の向上
オーダーメイドの場合、荷物の落下を防止するための専用の仕切りや、作業者が使いやすい高さや動線に合わせた設計など、従業員の安全を最大限に配慮した設計が可能です。
規格品ではこうした細かい配慮が不足していることが多く、使う際に不安を感じることもあります。独自開発された工場設備であれば、作業の安全性が向上し、事故のリスクを減少させることも可能です。
オーダーメイド製品は、これらの理由から今の時代も求められ続けています。
開発設計でジャロックが選ばれる理由
理想を視覚的に表現する「設計力」
ジャロックには専門の設計部署があり、その図面には3D鳥観図が含まれているのが特徴です。
この図はそのままプランニング資料等に組み込むことが可能で、提案資料に組み込むことで、「イメージがしやすい」と導入の決め手になった企業様もいます。
作図前から営業と連携して現場の課題を共有し、細かな仕様変更にもスピーディに対応できる体制を取っています。
画像左:図面レイアウトイメージ 画像右:3D鳥観図イメージ
お客様の希望を実現する「開発力」
どう解決したらよいかわからない、そんなお客様へは、イメージやご希望をヒアリングして課題を発見し、どのような製品なら解決できるか考えるところからご案内しています。
話が進むにつれ「既製品では解決できなさそう…」というケースは出てきがちですが、そうなったとき「自社設計」の選択肢がある点がジャロックの大きな強みです。
お客様の要望に応えられるよう、時には開発も行い、イメージを具体的なカタチに繋げます。
また、開発された製品をそのまま営業展開する事も可能で、他社様と共同開発し、採用されているオリジナル製品も多数あります。
掃除用具搬送台車「アシストカートくん®」、クローラーをベースとした特殊台車「レスキューランナー119®」などはその例で、それぞれ全国の高速道路と消防署などで使用されています。
画像左:アシストカートくん® (中日本ハイウェイ・メンテナンス中央株式会社様との共同開発)
画像右:レスキューランナー119®(株式会社岩手総合商事様との共同開発)
作るだけで終わらせない「提案力」
上記2つに加えて、ただ作って終わりなのではなく、長く有用に使っていただく事も考えた「提案力」こそがジャロックが選ばれる理由だと考えます。
長年倉庫や工場設備の導入に携わってきたジャロックは、物流業界が抱える人手不足などの問題や解決ノウハウに精通しています。
希望にかなう製品だけではなく、導入後の動線や作業フローなど、現場を総合的に俯瞰し、時には既存設備も考慮したレイアウト設計や、運用していくためのアドバイスやサポートも含めた総合的な提案ができることが強みです。
ジャロックのトータル提案についてはこちらのコラムもぜひご覧ください。
まとめ
ジャロックを利用いただいたお客様には、「課題を解消する」「業務効率を上げる」ために独自設計の製品を導入いただいた企業様が数多くいます。
オリジナル開発設計は規格製品と比較するとコスト、納期もいただきますが、大きな効果を得られます。
相談した所が規格品しか取り扱っていなかったり、製造しか行っていなかったりした場合、他を探す手間から規格品で妥協してしまったり、導入を諦めてしまうことも多いのではないでしょうか。
ジャロックには多様な提案選択肢と開発設計力、その両方を兼ね備える企業として選ばれ続けてきた実績があります。
これからもお客様の現場の課題を解決し続けるパートナーでいられるよう、ソリューションを提案してまいります。
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