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倉庫・工場の湿気対策とは?結露・カビを防ぐ方法と空気循環の重要性

梅雨から夏にかけて、倉庫や工場では湿気によるさまざまなトラブルが発生しやすくなります。

暑さ対策というとスポットクーラーやエアコンなどによる温度管理に目が向きがちですが、快適な作業環境を維持するためには湿度や空気の流れにも目を向けることが重要です。

本記事では、倉庫・工場で起こりやすい湿気の問題や主な対策方法、そして空気循環が湿気対策にどのような役割を果たすのかについて解説します。

目次[非表示]

  1. 1.倉庫・工場で湿気が問題になる理由
    1. 1.1.湿気によって起こるトラブル
  2. 2.湿気は作業者の熱中症リスクも高める
  3. 3.倉庫・工場で行われる主な湿気対策
    1. 3.1.広い倉庫・工場なら空気循環がおすすめ
  4. 4.湿気対策としてHVLSファンが採用された現場
    1. 4.1.湿気を改善した事例1:自動車関連業 様のケース
    2. 4.2.湿気を改善した事例2:包装品メーカー 様のケース
    3. 4.3.倉庫・工場における空気循環の重要性
    4. 4.4.他にもこんな効果が
  5. 5.まとめ
    1. 5.1.関連コラム

倉庫・工場で湿気が問題になる理由

倉庫や工場では、湿気が高い状態が続くことでさまざまな問題が発生します。

特に梅雨から夏にかけては外気の湿度が高く、シャッターの開閉や換気によって湿った空気が庫内へ入り込みやすくなります。
また、天井が高い建物では、空気が滞留しやすく、場所によって温度や湿度にムラが生じることも少なくありません。

 

湿気によって起こるトラブル

湿気によって起こりやすい主なトラブルには、次のようなものがあります。

  • 商品や設備に結露が発生する
  • カビが発生しやすくなる
  • 湿気の影響で段ボールが劣化する
  • 保管している商品の品質に影響を及ぼす

特に段ボールは湿気の影響を受けやすく、空気中の水分が原因で表面が水ぶくれを起こしたり、強度が低下したりすることがあります。包装材の強度低下は荷崩れや商品破損の原因にもなりかねません。

また、食品や紙製品、電子部品など湿気に弱い製品を取り扱う現場では、品質維持の観点からも湿度管理が重要になります。

 

 

湿気は作業者の熱中症リスクも高める

湿気の影響を受けるのは保管物だけではありません。作業者の安全にも大きく関わります。

 

湿度が高くなると汗が蒸発しにくくなり、体内に熱がこもりやすくなります。その結果、体温調節がうまくできず、熱中症を引き起こしやすくなります。

さらに、物流・製造業では40~50代以上の作業者が多く活躍している現場も少なくありません。一般的に年齢を重ねると、のどの渇きを感じにくくなったり、体内の水分量が減少したりする傾向があるため、若年層に比べて熱中症への注意がより重要になります。
  
厚生労働省や環境省でも、熱中症の危険性を判断する指標として「WGBT(暑さ指数)」の活用を推奨しています。WGBTは気温だけでなく、湿度や輻射熱なども考慮した指標であり、高温多湿の環境ほど熱中症のリスクが高まることを示す数値でもあります。
 
倉庫・工場では温度だけでなく、WGBTを意識した作業環境を整えることが重要です。

倉庫・工場で行われる主な湿気対策

湿気対策にはさまざまな方法がありますが、それぞれ役割が異なります。

 

 対策 効果 向いているケース
 換気  湿気を含んだ空気を外へ排出する  外気の湿度が比較的低い日や、庫内の空気を入れ替えたい場合
 除湿器  湿度そのものを下げる  局所的に湿度を下げたい場合や、湿度管理が必要な現場
 エアコン  温度管理・除湿  作業環境の改善や室温管理を行いたい場合
 遮熱  屋根や壁からの熱の侵入を抑え、空調を効きやすくする  既に空調が入っており、効果を高めたい場合
 空気循環
(HVLSファンによる)
 湿気や熱気の滞留を抑え、温度・湿度のムラを改善する  天井が高い倉庫や広い工場など、空気が滞留しやすい現場


例えば、換気は湿気を外へ逃がす効果がありますが、梅雨時など外気の湿度が高い日は十分な効果が得られないことがあります。一方で、遮熱対策は建物への熱の侵入を抑えるため、室温上昇を軽減し、エアコンなどの空調効率向上にもつながります。 

重要なのは、現場の課題に合わせて適切な対策を組み合わせることです。

 

適切に暑さ対策を行うコツについては、こちらのコラムでも解説しております。

広い倉庫・工場なら空気循環がおすすめ


その中で、広い倉庫・工場ならではの対策として注目されているのが「HVLSファンによる空気循環」です。

実は、熱中症のリスクを増大する環境要因として、WGBTを構成する気温、湿度、輻射熱に加え、もうひとつ「気流」が重要とされています。
(出展:令和元年度 厚生労働省「職場における熱中症予防に関する講習会」)

室温や湿度が規定内であっても、室内に風がなかったり弱かったりすると汗が蒸発しにくくなり、気化によって熱が冷めにくくなります。
大型ファンで空気を循環させることで湿気や熱気が1か所に滞留しにくくなり、製品の品質・作業環境含めた全体を改善することができます。
次章では、その仕組みについて詳しく解説します。

湿気対策としてHVLSファンが採用された現場

HVLSファンは除湿器のように直接湿気を除去する設備ではありませんが、空気循環を生み出すことができ、湿気が滞留しにくい環境を作ります。

実際に、湿気や結露などの課題解決を目的として導入された事例をご紹介します。

 

湿気を改善した事例1:自動車関連業 様のケース

リボリューションファン(HVLSファン)

新築の自動車工場。現場が海沿いのため湿度が高く、製品の段ボールが水膨れしてダメになってしまい、結露対策として導入頂きました。

■導入後は?
導入後、1日ファンを回して運用を続けたところ、導入前と比較して湿度が大きく低下。
湿気による段ボールの変形も無くなり、好評のため他拠点にも導入いただきました。

 

湿気を改善した事例2:包装品メーカー 様のケース

暑さ対策・湿気対策としてリボリューションファンを導入。導入後「風量が思っていた以上にあり、すごく満足している」とお声をいただきました。

倉庫・工場における空気循環の重要性

特に倉庫や工場など空間が広い建屋では空気ムラができやすく、場所によって室温に差ができることも少なくありません。扇風機や除湿器などでは効果範囲が限られてしまい、広い空間をカバーできないことも多いです。

HVLSファンであれば1台で広範囲をカバーできるため、小型機器を何台も導入するよりお得です。HVLSファンで常に「気流」を作り、室温を均一化すれば、無駄に室内を冷やすことも減るため、空調費のコストカットにもつながります。
  

他にもこんな効果が

 
・カビ、サビ対策にもなる
食品工場などでは、湿気によるカビの発生が衛生管理上の課題となることがあります。HVLSファンで空気循環を改善すれば、湿気によるカビの発生や設備の錆びを抑え、製品の品質低下防止および建屋全体の長寿命化にも貢献できます。
 
・生産性の向上につながる
倉庫・工場従事者の熱中症リスクを減らせる点は先に解説した通りですが、従業員の体力を奪う要素が減り、全体の生産量が上がったという調査結果もあります。

・離職率の低下につながる
HVLSファンによって作業環境が改善すれば、その現場は通年快適に仕事が続けられる環境になります。実際に夏場の暑さに耐えきれず離職者の多かった倉庫にHVLSファンを導入した結果、離職率の低下につながった事例もあります。
 
 

 

まとめ

日本の倉庫や工場において、湿気や結露への対策は暑さ対策と並んで重要な要素と言えます。
建物の構造や保管物、設備配置などによって、最適な対策方法は異なります。そのため、自社の課題に合った対策を選定することが重要です。

 

なお、今回ご紹介した事例の詳しい改善データや導入時のポイントについては、弊社の「リボリューションファン導入ガイド」にて詳しくご紹介しています。ぜひご覧下さい。

↓湿気対策・HVLSファンについてのお問い合わせはこちら↓

電話番号(受付:平日 9時〜18時)

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