
倉庫・工場の作業効率化、難しく考えていませんか?スライダーボードで重量物楽々搬送
倉庫や工場内の作業で避けては通れないのが荷物の搬送や積み込み・荷下ろし作業。
特に重量物の搬送は作業者にとって負担になりやすく、最悪の場合腰痛など身体の不調につながる可能性もある他、人によって作業スピードが違うため業務の効率が落ちてしまう原因にもなります。
そんな重いものを運ぶ作業を簡単に、誰でも効率的に行えるようになる商品「スライダーボード」をご紹介します。
目次[非表示]
- 1.作業効率化の必要性
- 1.1.倉庫・工場の人手不足
- 1.2.自動化ソリューションのハードル
- 2.スライダーボードのご紹介
- 2.1.スライダーボードとは
- 2.2.低コストでシンプルなソリューション
- 2.3.仕様・耐荷重の目安
- 3.お悩みごとの使用例
- 3.1.コストを抑えて試してみたい
- 3.2.より重いものを運びたい
- 3.3.段差のある場所で使いたい
- 3.4.大型の荷物を運びたい
- 3.5.ラック・棚を移動させたい
- 3.6.小型の部品やパッケージを搬送したい
- 3.7.様々な場所で臨機応変に使いたい
- 3.8.精密機器や電子部品を運びたい
- 4.購入方法
- 4.1.ジャロックオンラインストア
- 4.2.お問い合わせ(ジャロックホームページ)
作業効率化の必要性
倉庫・工場の人手不足
倉庫や工場、特に物流業界においては、近年のEC需要の増加やトラックドライバーの時間外労働の上限規制などの影響もあり慢性的な人手不足が続いています。
荷役作業も倉庫・工場側が負担することが求められていく中で、荷物の積み込みや荷下ろし、現場内での搬送をいかに効率化するかというのは今後も作業環境の改善・効率化を図る上で重要なポイントです。
自動化ソリューションのハードル
倉庫・工場内の作業を効率化するための手段として、様々な作業を自動化する製品やソリューションがあります。
しかしこれらは一般的に費用面や導入するまでにかかる時間などを考えると導入ハードルが高く、大規模な物流施設でないとかけたコストに対して効果が十分に上がらないこともあります。
スライダーボードのご紹介
スライダーボードとは
スライダーボードとは、上に載せた荷物を滑らせて移動を容易にするプラスチック製のボード(板)です。その滑りやすさの秘密はPOM(ポリアセタール樹脂)という潤滑性が高いプラスチック樹脂材料を使用していることと、独自の特殊成型技術により表面をメッシュ状にすることで荷物との接触面積を少なくしていることです。
プラスチック製であることに加えローラーなどがついていないため様々な形状から選ぶことができ、現場ごとに用途に合わせて使うことができるのが魅力です。
重い荷物でも1枚敷くだけで約1/6程度の力で動かすことができるようになり、100kg程度までなら1人でも搬送が可能です。
低コストでシンプルなソリューション
スライダーボードの魅力はなんといってもそのコストと導入ハードルの低さです。プラスチックの板を敷いて重量物を滑らせるというシンプルな商品なのでコストが低く、オンラインストアでも販売されているため簡単に購入ができます。
荷物を搬送したい箇所にスライダーボードを設置して重いものを楽に運べるだけでなく、豊富なサイズやバリエーションが用意されているため使い方次第で現場の様々な作業に対応して効率化することができるのも導入のハードルを下げてくれます。
仕様・耐荷重の目安
・材質:POM(ポリアセタール樹脂)
・ 耐熱温度:70
・ 耐冷温度:-30°
※直射日光や高温になる車内等では材料の性質上変形することがあります。
気になる耐荷重と耐久性についてですが、局所的に負荷がかかるような場合でなければ15トンまでの圧力に耐えることができます。またメーカーの実施したテストでは20kgの荷物を滑らせた場合は6万回、30kgの荷物を滑らせた場合は2.5万回の使用に耐えたという結果が出ており、耐久性も優れています。
温度変化にも強い素材ですが、直射日光や高温になる環境で変形することがありますのでご注意ください。
お悩みごとの使用例
コストを抑えて試してみたい
スライダーボードを導入する前にまずはどれくらい効果があるか試してみたい場合にオススメなのが「レールタイプ」です。
通常よりも細長いタイプのため費用を安く抑えることができ、どの程度滑ってくれるのか、自分たちの現場で取り扱っている荷物でも使えそうかをテストすることができます。
注意点として、レールタイプ1本の上に荷物を滑せると安定しないため、2本のレールタイプを平行に設置し、その上を滑らせるようにしましょう。
より重いものを運びたい
より重たいものを運びたい場合の方法として、スライダーボードを2枚重ねてその上に荷物を置き、スライダーボード同士を滑らせる「2枚敷き」という使い方があります。
なんと重さ約200kgの重量物も2枚敷きにすることで動かすことができ、今まで複数人で行っていた搬送作業の省人化にもつながります。目安として、運びたいものが100kgを超える場合にオススメの方法です。
段差のある場所で使いたい
荷物を滑らせて運びたい場所に多少の段差がある場合は「船底タイプ」がオススメです。
薄くて柔軟性があり先端に穴が開いているため、紐やひっかけ棒などを取り受けて引っ張ることで30mm程度の段差であれば簡単に乗り越えながら運ぶことができます。
下に敷いておくボードは平面に設置しておく必要があるので、段差を挟むように置きましょう。
大型の荷物を運びたい
運びたい荷物のサイズが大きい時は、平行に敷いた2枚のレールタイプ/ボードタイプの上にそれぞれ船底タイプを設置し、その上に荷物を置くことで搬送が可能です。この方法ならパレット単位で積まれた荷物もそのままパレットごと滑らせて移動させることが可能です。
ラック・棚を移動させたい
ラックや棚など支柱があるものを動かしたい場合は丸足タイプがオススメです。それぞれの支柱の下に設置することで床に設置したスライダーボードの上を滑らせて移動させることができるようになります。
小型の部品やパッケージを搬送したい
決まった場所から決まった場所へ荷物が自動的に流れていくようにする場合は、パイプで組んだシューターにレールタイプのスライダーボードを組みわせることで生産・組み立てラインのパーツ供給などを効率化することもできます。
コロコンローラーなどを利用する場合と比べて音が静かなのも利点です。
様々な場所で臨機応変に使いたい
スライダーボードは利用する際に滑り止めシートや強力両面テープなどで設置面に固定する必要があります。
使わない時に片づけたり移動させて別の場所で使ったりしたい場合にオススメなのが、設置・撤去・移動がより簡単になった「ロールタイプ」です。折り畳んだり丸めたりすることで収納や移動が容易で様々な場面で活躍します。
精密機器や電子部品を運びたい
精密機器や電子部品など静電気に弱い荷物を運びたい場合にオススメなのが「導電タイプ」です。電気を通すようになっていることで静電気の帯電を抑えてくれます。
プラスチックフィルムなどへ埃が付着しづらくなる効果もあり、現場や取り扱っている製品によってはこちらのタイプの使用をオススメします。
購入方法
ジャロックオンラインストア
スライダーボードの各種品番はジャロックオンラインストアから購入することができます。クレジットカードでの購入だけでなく、商品納品後の請求書での後払いにも対応しています。
また会員登録さえしていればオンラインストア上で簡単に見積もりの自動発行・ダウンロードが可能です。
お得な10枚・20枚セットもあるので大規模な範囲で利用したい場合やトラックの荷台一面に敷き詰める場合でも導入しやすくなっています。
お問い合わせ(ジャロックホームページ)
購入前に詳しい仕様を知りたい、自分の現場にも導入できるか相談したい場合はジャロックまでお問い合わせください。
スライダーボードでは解決できないお悩みでも様々なソリューションの中からお客様の現場に合った製品をご提案させていただきます。
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