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物流センターの最適なレイアウト設計とは?新設・移転は効率改善のチャンス!

2000年代以降、物流施設はEC需要の増加に合わせて各地に増え続けています。
物流センターの場合、新設や移転の際に必ず通るのがレイアウト設計の工程です。
物流センターを構築するうえで、レイアウト設計は重要であり、物流効率を考えるには絶好の機会です。
 
本記事では、今まで倉庫レイアウトを多く手掛けてきたジャロックが、物流センター構築におけるレイアウト設計の重要性や、考えるべきポイントなどを解説します。


目次[非表示]

  1. 1.物流センター構築におけるレイアウト設計とは?
    1. 1.1.レイアウト設計を行うメリット
    2. 1.2.物流センターのレイアウト設計において考慮すべきポイント 
  2. 2.効率的な物流センター構築の進めかた
    1. 2.1.ジャロックのトータル提案サービス
    2. 2.2.導入事例<フィット株式会社様>
  3. 3.まとめ


物流センター構築におけるレイアウト設計とは?

レイアウト設計とは、倉庫内の設備、什器、スペースを最適に配置し、商品の流れと作業者の動きを効率化するための設計プロセスを指します。
物流センターの場合、単なる商材の保管だけではなく、「オーダーを受けて一連の出荷作業を行う」要素が伴うため、作業員が円滑に業務を行えるよう、最適なレイアウトを考えることが重要になってきます。



レイアウト設計を行うメリット




・業務効率が上がる

人手不足解消と、よりスピーディな対応が求められている今の物流では、拠点に合わせた設備を用意するだけでは不十分です。限られた人員でも最大のパフォーマンスが得られるようなレイアウト設計ができれば、生産性の良い拠点を構築することができます。


・業務の見直し、改善点の発見ができる

既存センターの移転などの場合、一旦すべての設備を撤収し、新たな場所へ移動し、配置し直すことになります。これはいわば大規模な配置換えが行えるチャンスなので、いままでの業務工程を見直し、課題を発見しておけば作業エリアの改善や最適化を図る良い機会になります。


・コスト削減に繋がる

従業員がより効率の良い作業ができれば、1人当たりの生産コストも下がります。
コスト削減というと「ムダを省く」イメージですが、レイアウト設計によって「仕事の質を上げる」ことも生産コスト削減に繋がります。


上記の理由から、物流センターにおけるレイアウト設計は必須と言えます。
備品が入った後ではなかなか修正できない荷役機器の動線やレイアウト設計を通じて、業務の最適化を図ると良いでしょう。





物流センターのレイアウト設計において考慮すべきポイント 

物流センターの構築において考慮すべきポイントとしては、たとえば以下のような点が挙げられます。


・センターの形態を把握する

商品数が多く、入出庫頻度も多いピッキング型倉庫(TC型)、1回の入出庫量が多い備蓄型倉庫(DC型)かによっても、求められるレイアウトが違います。
センターで行う業務がどちらの形態に近いか確認してみましょう。


・改善課題の洗い出し

自社の入出庫フローの精査・分析も必要です。
今まで業務上どんな課題が出ていたかなどを確認し、それらが解消できるようなレイアウトにする必要があります。


・動線を設計する

レイアウト設計の際、まず保管エリアを広くとることに重点が置かれがちですが、優先して考えるべきは作業効率であり、作業者の実際の動きをベースにエリアの確保をしていくことが重要です。
備品が入った後ではなかなか修正できない荷役機器の動線やレイアウトの見直しを行い、最適化を図ると良いでしょう。


ほかにも物流センターの構築には備品の選定、予算面の検証など、様々な要素が必要です。倉庫のレイアウト設計を行う際のポイントについてはこちらのコラムもご覧ください。

  最適な倉庫レイアウトとは?トータル提案で時短解決! 物流業務において、作業効率の最適化を考える際、重要になってくるのが「倉庫レイアウト」です。 本記事では、効果的な倉庫のレイアウト設計を行うために考慮すべきポイントを詳しく解説します。 株式会社ジャロック






効率的な物流センター構築の進めかた

1章で挙げたようなレイアウト設計は、専門知識のない作業員が行う場、非常に多くの検証項目と時間が必要です。
効率的なレイアウト設計を行うためには、専門知識と経験を持つ物流コンサルタントに相談することが有効です。物流コンサルタントは、多くの事例に携わった経験から、様々な要素を勘案して最適なソリューションを提案します。



ジャロックのトータル提案サービス


ジャロックでは、この物流センターや倉庫のコンサルタントとして「トータル提案」サービスを提供しています。
物流センター構築も多く手掛けており、レイアウト設計から機器調達、施工までをワンストップで依頼可能なため、備品についてもメーカー問わず様々な機器を扱っているため、複数の業者に備品を発注する必要がなく、時間のない場合でもスピーディに対応できます。


ジャロックのトータル提案についてはこちらのコラムをご覧下さい。

  最適な倉庫レイアウトとは?トータル提案で時短解決! 物流業務において、作業効率の最適化を考える際、重要になってくるのが「倉庫レイアウト」です。 本記事では、効果的な倉庫のレイアウト設計を行うために考慮すべきポイントを詳しく解説します。 株式会社ジャロック




導入事例<フィット株式会社様>

ジャロックの「トータル提案サービス」を発注いただいたフィット株式会社様の事例とインタビュー動画(3分33秒)がありますので、具体的にどのような提案と導入が行われたのかはこちらを見ていただけるとイメージできると思います。






まとめ


物流センターの新設・移転は、物流効率を改善する絶好の機会です。
物流センター構築にあたって、レイアウト設計は一般的な倉庫以上に重要であり、レイアウト設計を最適化する事で大幅なコスト削減と生産性の向上を実現することができます。
 
物流コンサルタントのサポートを受けながらセンター構築を行うことで、貴社の物流業務の効率化と競争力の強化につなげることができます。ぜひ専門家の力を借り、理想の物流センターを実現してください。


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