トラックバースにトラックが着車し荷物を積み下ろす際に、多くの場合荷物を駐車スペース上に仮置きしておき、後から倉庫内に移動させますが、一度に多くのトラックが到着した場合仮置きしている荷物がスペースを占有してしまうためトラックが駐車できず、荷待ち時間が長くなってしまうケースがあります。
仮置きの荷物で占有されたプラットフォーム(画像はイメージです)
そもそもプラットフォームは段差のない現場も多いのですが、その違いを考えたことはありますか?
プラットフォームがドックバース(駐車スペース)より高くなっているのにはいくつか理由がありますが、そのうちの一つに、最新鋭の倉庫は海外で主流のコンテナ運送トラックの規格に合わせて作られていることが多いから、という点があります。
ですが、段差のあるプラットフォームはウイング車が多い日本の物流現場と相性が悪く、荷待ち時間が長くなったり倉庫内への荷物の搬送の効率が悪くなる要因になってしまっています。
★なぜ相性が悪い?
上記のようなプラットフォームはトラックを直接接車し、後方から荷下ろしを行うことが想定されています。しかし、横開きのウィング車はプラットフォームに接車できず、段差がかえって入庫作業を邪魔してしまう時があります。
2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制と改正改善基準告示が適用されています。
トラックドライバーの労働時間の上限に制限がついたことで、ドライバーは運転手としての業務に専念するという分業化の徹底が進み、これまでドライバーが担うことが多かった荷積み・荷下ろしの作業は、今後倉庫側が請け負うことになるだろうと考えられています。
こうした状況を改善するためには、ドライバーを擁する運送業者だけでなく、倉庫側も作業効率を上げることで協力することが求められています。
ドックストックはプラットフォームにラックを設置することで、上部空間を一時保管スペースにします。
ドックストックを設置すれば、プラットフォーム下における仮置きスペースの荷物の占拠を防ぎ、ドライバーの荷待ちによる長時間労働、収益減の一因となる時間ロスを解消できます。
★導入後の作業が大幅短縮!
ドックストック導入前と導入後で実際の現場での作業がどれくらい変わるのかシミュレーションを行ったところ、通常126分程かかっていた作業を72分まで短縮しました。
ラックを設置する以外にもプラットフォームの段差を埋めたり、バースを増設することでウイング車が倉庫内と同じ高さで着車できるようにする方法もありますが、大掛かりな施工が必要で費用も高額になってしまいます。
ドックストックなら現場に合わせた仕様のラックを設置するだけで作業効率を大幅に上げることができます。また、ラックを設置するだけなのでプラットフォームの段差がないタイプの倉庫でも利用できます。
無理に自動化や省人化のためのソリューションを導入しなくても、スペースを有効活用するだけで作業効率アップを実現できます。
ドックストックはプラットフォームの広さや用途によってラックのタイプや大きさを幅広くカスタマイズすることができるため、現場のニーズに合わせた仕様で提供できます。
お問い合わせから約3~4ヶ月、そのうち発注から納品は1.5~2ヶ月でお引き渡し可能です。
\プラットフォーム下の荷物占拠を防止/
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