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パレットの水平搬送が簡単にできるローリフトとは?リチウムバッテリー搭載のメリットも紹介!

工場や倉庫などで導入されているローリフトは、電動で荷物を積載したまま昇降・走行でき、女性や高齢者でも安心して作業を行えるため便利です。

フォークリフトと比べて導入コストが安く、作業資格が不要なこともあり、昨今需要が高まっています。

この記事ではローリフトのメリットや、おすすめの「BYDローリフト」について紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.ローリフト(水平搬送機)について
  2. 2.ローリフトとハンドリフトとの違いについて
  3. 3.ローリフト導入のメリット
    1. 3.1.メリット① 重量物の運搬が楽になる
    2. 3.2.メリット② 資格が不要
    3. 3.3.メリット③ 狭い場所での作業が可能
    4. 3.4.メリット④フォークリフトのようにバッテリーへの補水作業が不要
  4. 4.ローリフトを導入する際の確認ポイント
    1. 4.1.①  対応するパレットの種類確認
    2. 4.2.② 最大積載重量を把握する
    3. 4.3.③ フォークの形
    4. 4.4.④ 保証内容
    5. 4.5.⑤ 想定される事故への対策をしておく
  5. 5.BYDローリフトがおすすめの理由
    1. 5.1.① 簡単な操作で荷物の運搬が可能
    2. 5.2.②温室効果ガス排出ゼロ
    3. 5.3.③ 継ぎ足しの充電ができる
    4. 5.4.④ 電気代の削減ができる
    5. 5.5.⑤ 資格不要で誰でも操作が可能
  6. 6.BYDローリフトの主な用途
  7. 7.BYDローリフトが持つ高性能リチウムバッテリーとそのメリット
    1. 7.1.①寿命が長い
    2. 7.2.②充電時間が短い
    3. 7.3.③低コストで運用が可能
    4. 7.4.④メンテナンスが不要
    5. 7.5.⑤安全性が高い
  8. 8.まとめ


ローリフト(水平搬送機)について

ローリフト(ハンドパレット)とは、バッテリーを搭載した電動での荷物の運搬ができるハンドリフトのことです。

電動のため手動のハンドリフトより重量物を持ち上げたり、倉庫内の長い距離を移動する際には最適な物流機器です。

手動ハンドリフトを使用していて体への負担が大きいと感じる場合、荷物を長い距離運搬しなければならない場合は、電動で運搬できるローリフト(ハンドパレット)が便利です。

資格や特別な講習が不要のため、女性や高齢のスタッフが多い現場でも活躍しています。



ローリフトとハンドリフトとの違いについて

ローリフトとハンドリフトの違いは、電動であるか否かです。
ハンドリフトは、レバーの上下操作でフォークに載せた荷物を持ち上げます。
構造と操作がシンプルで小回りが効くため、狭い場所でも正確に作業ができるのがメリットです。

ただし、荷物を持ち上げて運搬する作業をすべて人力でおこなうため、少ない重量の荷物しか対応できないというデメリットもあります。

一方、ローリフトは荷物の持ち上げから運搬まですべて電動で動きます。

力がなくても持ち上げやすく扱いやすいのがメリットですが、電気代や導入コストがハンドリフトよりもかかるなどのデメリットもあります。

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ローリフト導入のメリット

ローリフト導入のメリットを4つ紹介します。


メリット① 重量物の運搬が楽になる

ローリフトを使うメリットは、重量物を1度に何個も運べることです。

ローリフトを使えば、通常人力では持ち上げられない重量物も電動で簡単に持ち上げることができます。

重量物の運搬や搬入が多い工場や倉庫では、導入を検討してみるといいでしょう。


メリット② 資格が不要

フォークリフトは、操作するのに資格が必要ですが、ローリフトは不要です。

操作方法や使い方を学習すれば誰でも使用できるので、荷物を動かしたいときに資格保持者を探す手間がなくなります。


メリット③ 狭い場所での作業が可能

ローリフトのメリットの3つ目は、狭い道も簡単に通れることです。

フォークリフトは車両が大きくスピードが出るため、ある程度広さがある通路で動かさないと危険です。

また、狭い場所での入出庫作業や細かい荷物の取り出しには不向きです。

一方、ローリフトは、作業場所に合わせて細かい微調整も可能なので、細い通路や狭い場所での作業が多い現場で活躍します。


メリット④フォークリフトのようにバッテリーへの補水作業が不要

一般的なフォークリフトとは異なり、バッテリーへ水を補給する必要がありません。

補水がいらないということは管理が楽になり、補給忘れによるバッテリーの劣化や損傷を心配する必要がなくなります。

さらに、精製水の購入が不要なためメンテナンスコストも削減できます。

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ローリフトを導入する際の確認ポイント

ローリフトを導入する際には、以下のポイントを確認しておきましょう。


①  対応するパレットの種類確認

パレットが運搬可能なものかどうか確認しましょう。

もし、対応していないパレットを持ち上げようとすると、パレットやフォークが損傷、または載せている荷物が損傷する可能性が出てしまいます。

持ち上げられるパレットの種類を確認しておくことが大切です。


② 最大積載重量を把握する

ローリフトを導入する前は、載せる荷物の重量と最大積載重量を把握しておきましょう。

ローリフトには最大積載重量が設定されており、超えた重量の荷物の運搬はやめたほうが良いでしょう。

無理に持ち上げようとすると爪に過剰な負荷がかかってしまい機器の耐久性に悪い影響を与えかねません。安全な利用のために、運搬する予定の荷物が積載重量を超えていないか確認しておくといいでしょう。


③ フォークの形

ローリフトのフォークの形状や保障の内容についてもしっかりと確認しておきましょう。

フォークの形状が工場や倉庫に置かれているパレットに合うのかを確認しておかないと、導入してもパレットを運ぶことができない恐れがあります。


④ 保証内容

導入の際は、保証内容を確認することをおすすめします。

初期不良の修理や交換条件などは、メーカーによって異なります。

保証内容や保証金額、何年間有効なのかも確認しておくといいでしょう。


⑤ 想定される事故への対策をしておく

ローリフトを導入する際は、想定される事故への対策をしておきましょう。

ローリフトは資格不要ですぐに使用できますが、使い方を誤ると重大事故へつながってしまうこともあります。

例えば、荷物を積んだあとは非常に重くなるため、足を挟むと大怪我につながる恐れがあります。

また、運搬中に他の作業者を壁や設備との間に挟んでしまう事故も考えられます。

導入の際には想定される事故を把握し、対策しておくことをおすすめします。


ローリフトを取り扱っている会社は数多くありますが、なかでも株式会社ジャロックが提供している「BYDローリフト」がおすすめです。

次項からは、BYDローリフトおすすめの理由について紹介します。



BYDローリフトがおすすめの理由

BYDのローリフトをおすすめする理由を5つ紹介します。


【BYDとは?】

BYDは、電気自動車やバッテリーなどの製造・販売を行う中国の企業です。これまでのエネルギー消費の考え方を改め、カーボンニュートラル(脱炭素)で持続可能な産業社会を世界レベルで推進しています。2022年には電気自動車販売台数世界No.1となる約185万台を記録しました。


① 簡単な操作で荷物の運搬が可能

BYDローリフトは、簡単な操作で荷物の運搬が可能です。

荷物の昇降、前進、後進がハンドルレバーで感覚的に操作できます。

運転免許を持たない初心者でも、数時間の操作で荷物の運搬ができるようになります。


②温室効果ガス排出ゼロ

BYDローリフトは化石燃料などを使わず、リチウムイオン電池のみで動かすため、温室効果ガスを排出しません。

走行や充電中のCO2や水素ガスなどの排出量はゼロで環境に優しいのが特徴です。

温室効果ガス排出量の削減を求められている倉庫や物流センターにおいて、目標の達成に貢献できます。


③ 継ぎ足しの充電ができる

BYDのローリフトは、継ぎ足しの充電ができるため、ストレスフリーです。

鉛バッテリーの場合は、継ぎ足し充電をするとバッテリーの負荷がかかってしまい寿命が縮まってしまいます。

一方、リチウムバッテリーは好きなタイミングで充電ができるため、休憩中などでも充電が可能です。


④ 電気代の削減ができる

BYDローリフトを使うと電気代の削減が可能です。

リチウムバッテリーを搭載しているため、3時間の充電で約8時間稼働することができます。一方、鉛蓄電池搭載のローリフトでは、8時間稼働するためには約8時間の充電が必要です。

リチウムバッテリーを搭載したBYDローリフトを使えば、短い充電時間で済むため、電気代の削減になります。


項目

鉛蓄電池

  リチウムバッテリー 

平均電圧

2V
3.2V

  寿命(サイクル数) 

  1,200~1,500回  
4,000回以上

充電時間

8~10h
1.5~4.5h
平均稼働時間
※使用状況により変化します
5~8h
鉛蓄電池の約1.5倍


⑤ 資格不要で誰でも操作が可能

BYDローリフトは資格や特別な講習の受講が不要で、数時間の操作練習で誰でも動かせるようになります。


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BYDローリフトの主な用途

BYDローリフトは、広い倉庫や店舗での商品移動や水平パレット運搬、低層ピッキング、

エレベータでのフロア移動もできます。

また、非常時のための緊急停止ボタンもついています。



BYDローリフトが持つ高性能リチウムバッテリーとそのメリット

BYD社のリチウムバッテリーを使用するメリットを紹介します。


①寿命が長い

リチウムバッテリーのメリットは、バッテリーの寿命が長いことです。

鉛バッテリーの寿命が1,200から1,500サイクルであるのに対して、BYDのリチウムバッテリーは4,000サイクル以上と2倍から3倍以上です。


1日1回充電と放電を行っても10年以上は継続して使えるため、長期的な利用に向いています。

鉛バッテリーは定期的なバッテリー交換が必要になりますが、リチウムバッテリーは買い替えは不要です。

項目

鉛蓄電池

  リチウムバッテリー 

平均電圧

2V
3.2V

  寿命(サイクル数) 

  1,200~1,500回  
4,000回以上

充電時間

8~10h
1.5~4.5h
平均稼働時間
※使用状況により変化します
5~8h
鉛蓄電池の約1.5倍


②充電時間が短い

充電スピードが速く、充電時間が短い点も魅力的なポイントです。

鉛バッテリーの場合は夜通しでの充電が必要で、充電し忘れてしまうと翌日に使用できなくなります。

一方、BYDローリフトの充電時間は3時間と非常に短いです。

万が一前日に充電をし忘れてしまったとしても、昼休憩などの隙間時間で充分に稼働が可能なだけの充電ができます。

わざわざスペアのバッテリーを準備しておく必要がなく、メンテナンスも必要ありません。


③低コストで運用が可能

リチウムバッテリーは、低コストでの運用が可能です。

なぜなら充電時間が短く、充電回数も少なく、電気代を安くできるからです。

また、鉛バッテリーのようにメンテナンス用のバッテリー液を購入する必要がありません。

鉛バッテリーよりも価格は高い傾向にありますが、電気代などを考慮するとリチウムバッテリーのほうが安いコストで運用できるでしょう。


項目
鉛蓄電池

リチウムバッテリー

平均電圧

△2V
○3.2V
  寿命(サイクル数)  
△1,200~1,500回
○4,000回以上
体積エネルギー
密度(Wh/I)
△60~90
○200~250
重量エネルギー
密度(Wh/kg)
△30~50
○100~130
自己放電率(%)
✕15~30%/月
○<3%/月
保証期間
△1年以内
○5年もしくは1万時間 
メンテナンス
✕有り
※補水・清掃・予備電池交換
○なし
充電期間
✕8h~10h
○2.5h~3h
温度環境
(-25℃以下)
✕放電率≒40%
放電率≒75%
価格
安全性
△水素発生の恐れあり
○安全


④メンテナンスが不要

BYDのリチウムバッテリーは、メンテナンスフリーで手間がかからないのがメリットです。

鉛バッテリーのように、バッテリー液の補充や清掃などのメンテナンス作業が必要ありません。

手間がかからずストレスフリーで使っていけます。


⑤安全性が高い

リチウムバッテリーは、リン酸鉄リチウムイオン電池を使っているため非常に高い安全性を誇ります。

結晶構造が強固であるため、通常のリチウム電池よりも熱安定性が高いです。

熱暴走を起こしにくいため、バッテリーの損壊や損傷時の火災事故にもつながりにくくなっています。

国際認証のUN38.3の基準をクリアしているため、安全性は高いといえるでしょう。



まとめ

乗車型のBYDローリフトはハンドリフトに比べて人力が不要で、傾斜や運搬距離が長い倉庫でも楽に運搬できます。

また、フォークリフトよりも安価で購入できるため、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。


ジャロックでは物流現場での課題解決を可能にする機器を取り扱っています。

作業効率に課題をお持ちの担当者様は、ぜひ一度ジャロックへお問い合わせください。


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